2017年10月2日月曜日

はらくちい通信![yoyo No.09] ~Ragged Oven レゲット・ベン さん~

今月からこの連載では、上早川のおいしいものが作られる現場を訪ねていきたいと思います。
今回登場していただくのは、手作りの石釜に薪をくべ、自家製の酵母で発酵させたパンを焼く【Ragged Ovenレゲット・ベン】学さん、牧子さんの岡崎さん夫妻です。
仙台より10年前に移住した岡崎さんご一家。こちらに来る前は、自宅兼店舗の物件でカフェを営んでいました。物件の更新の際、お子さんの成長もあり、もっと広い場所に引っ越そうと思ったのが、ここにいらしたきっかけだそうです。

カフェ修行をしたお店でパンの基礎知識を学びましたが、本格的にパンを焼きを「なりわい」にしようと決心したのは、ハード系のパン屋がない糸魚川に移住後とのこと。心が決まれば行動は早く、さっそく図書館で借りた本を参考に(!)、石釜を手作りし、日夜パンを研究しました。「よくわからないけど自信があるんだよね~」と横から、牧子さん。きっとその自信は、何かをやり抜いた経験の中で積み重なってできたものなのだろうな、と思いました。


学さんはパン焼き以外にも東側用水の管理もしていらっしゃり、天気がいい日のそこからの眺めがとてもいいそうです。いつか、見に行ってみたいな。


4名のお子さん、2匹の猫と賑やかに暮らす岡崎さん。あたたかいおいしさの宿ったパンは、ご自身の手によって毎週2回、市内のお客さまの元に届けられています。

(yoyo. / 地域おこし協力隊)

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