2018年8月24日金曜日

ほこんたけ通信 [hokontake No.62]

平成30年8月25日号(第62号)を発行しました。
タイトル写真は、
先日行われた「第36回早川郷温泉祭り」の
「魚つかみどり」です。
にじますを各所にばらまく作業です。
この祭りの事も今号で
記事になっています(^^)/


さて、第62号の内容は、
「振興会だより」
下早川小学校「夏休み満喫!」
東中学校「北信越大会、職場体験」
「電気柵」
地域づくりプランの「道ひとすじ」
「温泉祭り」
などです。
みなさん!ご意見、ご要望、ご提案を
是非お聞かせくださいね~(^^)
~上早川地区 地域づくりプラン実行委員会 情報発信班~
連絡先
上早川地区公民館内
025-559-2002
kamiko@bz04.plala.or.jp

2018年8月12日日曜日

上早川の歴史と伝説(その24)「上早川のお宝~劒三社前殿棟札~」 [ History and legend of KAMIHAYAKAWA No.24 ]

 上早川の歴史を語るうえで宮平の剣神社は欠かせません。なかでも、市の有形文化財(書跡)に指定された神社に伝わる棟札は、室町時代におけるこの神社やその建立を担った氏子の様相を今に伝えています。
 この棟札の表には「大領宮司左示門太夫古志公義盛 永享三年辛亥今上皇帝一百三代 少領宮人平左示門古志公長 奉造立矛嶽座京田剣三社権現前殿一天安全四海太平風雨順時

六月二日成就 将軍家義教公 大工しろむら」、裏には「京田村 山組男女百六十六人 里組男女二百九十九人」とあります。
京田村の皆々が天下泰平と安定した天候を願って社殿を新築し、当時の宮司は左衛門で、宮人は平左衛門、施工は大工しろむらであったことが解り、賛同者の人数もあることから、京田村の人口も推定できる貴重な歴史資料といえるでしょう。

永享三(一四三一)年は、室町幕府の将軍の足利氏とそれを支える有力者との間で揉め事が頻発したころで、都は荒廃が進んだと言われています。しかし、現在の集落がほぼ成立し、春耕から秋の収穫までの基本的な技術と作業が確立した頃でもあり、早川右岸に広がった京田村(現在の土塩・猿倉・吹原・坪野・中林・中野・宮平・五十原など)で、農作業に励み、豊作を神社に託した私たちの遠い祖先の願いが窺い知れるようです。(木島)

2018年8月7日火曜日

早川谷「寿」プロジェクトレター ~早川渓谷観光マップ~ (KOTOBUKI Project) [No.18]

早川谷「寿プロジェクト」レター No.18
ミュラーさんより

Dear readers,
拝啓(親愛なる読者 様)

The hot summer arrived earlier this year than usual. I hope that everyone in Kami-Hayakawa is well and that the heat is not giving any trouble to humans and to the work in the fields.
暑い夏が例年よりも早く来ましたね。上早川のみなさんが健康にすごされ、この暑さで畑仕事などに病気・事故がないよう祈念しています。

The KOTOBUKI tourist map project about the Hayakawa valley is progressing slowly. This bi-lingual tourist map is planned to invite foreign tourists as well as Japanese to visit and discover the beauty of the valley. We are now looking for any interesting sightseeing spots, hiking routs, cultural elements to experience, as well as places like the Higashiyama rice farm.
早川渓谷についてのKOTOBUKI観光地図プロジェクトは、徐々に進んでいます。この二か国語の観光マップにより、外国人観光客だけでなく、日本人も訪問して早川渓谷の美しさを発見してもらいたいと思っています。私たちは今、興味深く面白い観光スポット、ハイキングルート、そして東山ファームさんのような日本の文化を体験できる場所や施設を探しています。

We would like to invite anyone to propose ideas of what to do and see in the Hayakawa valley. We are sure that there are a lot of hidden elements that are interesting for tourists to discover. The inputs of the people form Kami-Hayakawa will help us to make the tourist map an interesting one.
私たちはみなさまに、早川渓谷で何をみて、何をするべきか、体験するべきか、についての提案をしていただきたいと思っています。ここを訪れる人々にとって発見して興味を持つ隠れた要素がまだまだ沢山あると確信しています。

上早川のみなさまからの情報提供が、観光マップを興味深いものにするために必要不可欠なことだと思っています。
I very much look forward to receiving comments.
Please take care of yourself during the hot summer time.
皆さまからのご意見をいただけるのを本当に楽しみにしています。どうか暑い夏、お体ご自愛ください。

Kind regards to everyone
敬具(皆様に敬意を込めて)
Rolf Muller
ロルフ ミュラー

2018年8月5日日曜日

はらくちい通信![yoyo No.16] ~不動山山荘「あきすけ」にてイベント 糸魚川木材を使って~


先日、不動山山荘「あきすけ」にて、糸魚川の木材を使用し、自分だけのお箸を作る図工クラスを行いました。
講師に来ていただいたのは東京在住の佐々木文美さんと岡真由美さんのお二人からなる“図工ユニット”sundiy(サンディ)”。彼らが過去に行った同イベントが楽しそうだったので、ぜひ糸魚川でもやって欲しいと思い、お声掛けをしました。

お子様連れでの参加される方のため、下早川の「おもちゃや 木のこ」斉藤理沙さんに協力いただき、木のおもちゃで遊べるキッズスペースを設置。元地域おこし協力隊員で、現在は宮平にお住いの木工作家の卵、布川絵美さんにも講師として会をサポートしていただきました。    最初の2時間くらいはもくもくと集中して思い思いの箸を制作。そして出来上がった頃に、流しそうめんがスタート(はちみつの木佐藤さんありがとうございます。)。頑張ったご褒美に木の香りただよう、できたてのお箸でそうめんや野菜を味わっていただきました。参加した方々からは「自分でつくった箸ってかわいい。」「今日からこのお箸を使う!」と楽しい声が聞こえました。
この企画をすることにより、私自身も木のことをいろいろ学ぶ機会となりました。日本の国土の3分の2は森で、この糸魚川に至っては9割が森、伐採=自然破壊、ではなく、人間が手を入れることにより生態の健康が保たれることは、今回ともに企画してくださった農林水産課の伊井ちひろさんが教えてくれました。昔の暮らしほど森からの恵みを受けずに生活出来るようになった私たちですが、意識してみると身の回りには今でも木や木から出来たものがたくさんあります。見ているだけでも、癒しを与えてくれる木。突っ立て一歩も動かないのに、周りに影響を与えている木。もっともっと、木や森のことを知りたくなりました。

※「あきすけ」を毎週水曜日の10時~15時無料で解放しています。冷たいお茶やお菓子を常備しています。ぜひ一度足をお運びください。(yoyo./地域おこし協力隊)