新潟焼山についてのニュースがテレビ、新聞でよく見るようになりました。
まだ警戒レベルは1ですが、噴煙の勢いは強くなっているようです。
※下は新潟焼山の6月3日の午前の様子
そんな中、6月2日の午後6時より、
早川谷最奥、最も新潟焼山に近い集落である湯川内にて、
新潟焼山が噴火した時を想定した、避難対策の検討会合が開かれました。
湯川内集落は1~4班までありますが、この日は下湯センターにて、3,4班の全世帯対象で行われました。様子を動画で紹介しています。
写真で以下に紹介します♪
※下は午後6時前、ほぼみんなが揃った様子ですね
はじめに、樋口善栄さんより、
- 今回の会合の目的(災害時の集落一人ひとりがどう動けばいいか、を具体的に決めておこう)
- 新潟焼山の最近の状況
- 防災マップのこと
- 噴火した場合の糸魚川市の動き、組織体制。湯川内集落全体の体制について
等の説明がありました。
続いて、班ごと(一つの班が約10世帯くらいの構成)に、「車を運転できる人」「一人暮らしの人」「仕事状況(日中は仕事でいない等)」などを再確認し、誰が誰を助けて、声をかけて、一緒に避難するか、具体的なシミュレーションをしていきます。
準備した資料をたたき台にして、各班ごとに
いざというときに、それぞれ一人ひとりがどう動けばいいか?を話し合っていきます。
「夜晩酌中に噴火になったら車の運転できんわね」
「○○さんは酒のまんけん、車運転できるそい、一緒に乗せてってもらわんと」
「△さんは息子さん日中おらんそい、そのときは声かけて連れていかんとね」
みなさんから様々な意見が出されます。
災害発生時に本当に活きる、行動に移せる話し合いとなりました。
※なかなかないですね、ここまで具体的に、その時に活きてくる準備、訓練て・・・そして、これができる上早川、湯川内集落のすごさを改めて感じます。
※6月7日(火)には、1,2班の検討会合が行われます。
(ko)