屋敷の平と佐多神社
早川を挟み中川原新田の対岸に北山集落の旧地とされる「屋敷の平」があり、山裾には建速須佐之男命(すさのうのみこと)を祀る「佐多神社」がある。境内の西端には古木と巨岩があり、付近には天保十三(一八四二)年奉納の石祠も祀られています。巨岩周辺には礫が点在することから、古代の祭祀遺構ではないかと騒がれたこともありました。残念ながらそのような遺構ではありませんが、厚い崇敬を感じるスポットで、伐採を戒める伝承もあったことから栃と杉の古木からなる鬱蒼とした社叢は、市の指定文化財にもなっています。
木島 勉
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※本記事、上早川の歴史と伝統」は上早川広報「ほこんたけ通信」の連載記事として掲載される内容を本ブログにも投稿しています。お問合せは上早川地域振興会事務局(上早川地区公民館内)025-559-2002までどうぞ。
佐多神社については、詳しい紹介サイトがあります。
ご興味ある方は以下もご覧ください。
→「佐多神社」 ※サイト名「玄松子(GenSyouShi)の記録」
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