宮平総代 佐囲東 士良
小生の住む集落では、平成17年度に始めて「ECHIGO棚田サポーター」を受け入れました。以来、今日に至っています。今年度、小生は宮平にお世話になってから2回目の総代であった為、今年も、積極的に関わりました。その経過及び結果について記してみたいと思います。当集落では地域の山腹水路の保全をスローガンとし毎年、集落総出の山人足を実施してまいりました。しかし、年々、産業、就業構造の変化から人口の流出が始まり、少子高齢化が急激に続きました。10年前の平成18年度は、草刈等、重労働に耐える世帯数は25世帯ほど有りましたが、今年は、実働世帯は6世帯になりました。従来の治山治水エリアを守る事は物理的に不可能であり限界集落の厳しい状況となってしまいました。然し、本年度も又「ECHIGO棚田サポート」県・市・関原建設業者等16名、又、当集落出身者の数名の方々からご支援を賜り、効率的に作業が行われ所期の目的を何とか達成することができました。尚、終了後の懇親会もお互いに語り合い意義ある1日でした。
この豊かな自然を活用し、この地域に豊かな価値観を発見することが、私達に求められています。
今後は嘆くばかりでなく、地域を自力でどう対処すべきか、多くの選択肢の中で自ら率先垂範し行動する事を忘れてはなりません。「ECHIGO棚田サポート」を受け入れての所感です。
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