2018年3月5日月曜日

はらくちい通信![yoyo No.13] ~「佐藤さんご夫妻」~

「はらくちい通信」ではいろいろな角度から、早川での”美味しいもの作り”に携わる方にご登場いただいています。

今回お話を伺ったのは、前号のスポンサー紹介にもご登場いただいた佐藤清さん、範子さんご夫妻です。

 11年前に静岡から早川の越集落に移住された佐藤さん。佐藤さんといえば、ご存知、日本ミツバチの養蜂とその産物である「幻のはちみつ」。養蜂をはじめられたきっかけは、もともと現在のお家に住まれていた方から、「ここに日本ミツバチがいた」というお話を聞いたことだとか。海外に赴いた際に口にした、巣から採れたての蜂蜜の鮮明な美味しさが記憶に焼き付いていて、いつか養蜂をやってみたいと思っていた気持ちに、その言葉で火がついたそうです。そこからは、試行錯誤の日々。そして開発した、丸太式と重箱式を組み合わせた「ハイブリッド巣箱」が話題を呼び、現代農業誌への連載(2016年1月~12月)や全国からの巣箱の注文を受けるようになりました。ちなみに木材は地元の、倒木した桐などを使用。資材調達には持ち前のコミュニケーション能力を十分に発揮されておられます。


「ここでのナンバーワンになるものを作るためには、皆と同じ事はやらない。」さらには、すでにこの土地で育てられていたのに、何らかの理由で途絶えてしまったものに着目し、はちみつ以外にも、ポポーなどの果樹やアローカナ鶏から生まれる”ひすいたまご”にも取り組んでいます。山菜に自然薯、蘭に真柏、、、パッと思いつくもので、佐藤さんが試さなかったものがないくらいに、お話をしていると引き出しがどんどんあきます。
口で言う程簡単ではないかもしれませんが、わたしも今年はハイブリッド巣箱での養蜂を試してみたくなりました! (yoyo. / 地域おこし協力隊)

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